棚受けの選び方 その2

前回の記事「棚受けの選び方」では、用途や好みによって棚受けを選ぶ場合のお話をしました。
今回は「棚板に合わせた棚受けの選び方」について、書きたいと思います。
取り付けたい棚の幅(W寸法)、奥行き(D寸法)に合わせて、棚板のサイズが想定できている場合、その棚板を取り付けるための棚受けは「何個必要?」で「どのサイズ?」という疑問が出てきますよね。
まず何個必要かという点ですが、上手工作所では「棚受けは900㎜以内のピッチで取付けてください。」とお願いしています。
900㎜以内のピッチで取付ける必要があると分かれば、自分の作りたい棚に何個の棚受けが必要か想定できますよね。
上記を踏まえ、次のことも確認してください。
- 棚板のW寸法が1200㎜くらいまでなら棚受けは2個で受けます。
- 棚板の厚みが薄いと棚板がたわむ可能性があるので、補強として棚受けを増やす必要があります。
- 棚板に本など重たいものを乗せる場合も、強度が心配であれば補強として棚受けを増やします。
次に棚受けのサイズですが、取り付ける棚板の2/3は棚受けで受けてください。
棚板の奥行き × 2/3 ≦ 棚受けの奥行き
それぞれの棚板のサイズに合わせた品名をまとめてみました。
棚受けを選ぶ参考にしてください。